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ポットコントロールの活用タイミングと考え方を徹底解説

ポットコントロールとは、ポットの大きさを抑えて、リスクを軽減しながらショーダウンに持ち込む戦術です。

具体的には、自分のハンドがマージナルハンド(中程度の強さのハンド)であり、ショーダウンバリューがある際に、ベットを控え、チェックを選択することがポットコントロールと呼ばれます。

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この記事では、ポットコントロールの具体的な活用シーンや考え方について、詳しく解説していきます。

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目次

ポットコントロールとは

ポットコントロールの意味

ポットコントロールは、ポットを小さく保ちながら、リスクを軽減してショーダウンまで持っていく戦略です。
その主な目的は、リスクを最小限に抑えることです。これにより、トーナメントでの生存率が上がり、不要なフォールドが減少します。

ポットコントロールの基本

ポットコントロールの基本は非常にシンプルです。

・自分のハンドが強ければ、ポットを大きくする
・自分のハンドがマージナルハンド(中程度の強さのハンド)であれば、ポットを小さくする

自分のハンドが強い場合

自分のハンドが強く、相手プレイヤーに勝っている可能性が非常に高い場合は、できる限りポットを大きくするべきです。

ポットは勝者が総取りします。自分が相手に勝っているハンドを持っているなら、ポットを大きくすることで、得られるリターンが増えます。

自分がマージナルハンドの場合

自分のハンドがショーダウンバリューはあるが、あまり強くはないマージナルハンドの場合は、なるべくポットを小さくすることが大切です。
なぜなら、勝っている確率が高くないにもかかわらず、負けた時の損失が大きくなる可能性があるからです。

マージナルハンドの例

・セカンドヒットやミドルポケット
・トップヒット&キッカーが弱い
・ツーペアやセットだが、ストレートやフラッシュができやすいボードである

ポットコントロールを使うタイミング

ポットを小さくすべきタイミングは、マージナルハンドを持っている時です。

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ポットコントロールを実践する方法

チェック・コールをする

最もシンプルなパターンは、ベットやレイズをせずにチェックやコールを選択することです。
これにより、ポットが膨らむのを防ぎます。

小さくベットをする

あえて小さくベットし、相手に警戒させることで、レイズを誘発せずにポットをあまり膨らませない方法です。

ポットコントロールの具体例

自分がを持っているUTGのAさんだと仮定します。
プリフロップで5ドルのレイズをし、BTNのBさんがコール。他のプレイヤーはフォールド。

haruto

タマ、この状況でAさんがどんなアクションを取るべきか、わかるか?

タマ

Jがヒットしてるし、UTGだからKヒットを装ってベットするのが良さそうだにゃ!

haruto

うむ、ベットも間違いではない。
だが今日はポットコントロールについて学ぶ日だということを忘れていないか?
その観点から考えるとここでは『チェック』が正解なんだ。

タマ

なんでだにゃ?

haruto

ここでAさんがベットし、レイズが返ってきたらどうなるか考えてみろ。

タマ

ん~。ボタンのコールレンジには、Kがたくさん含まれているにゃ。
セカンドヒットだからレイズにコールはできないにゃ・・。

haruto

その通りだ!
レイズにコールできない中途半端なハンド・・・つまりマージナルハンドを持っているということだ。
しかし、チェックに対してベットが来た場合は、コールできるかもしれない。

タマ

なるほど!つまりマージナルハンドの時は自分からポットを大きくせずに、ポットコントロールを行うことが重要だにゃ!

haruto

その通りだ!
では次にターンを見てみよう。

フロップは両者チェックでした。

haruto

さて、ターンではどうするべきか、わかるか?

タマ

わかるにゃ!
ターンでもチェック・コールを選ぶにゃ!

haruto

100点満点の答えだ!
ここでベットすると、ポットを膨らませるだけだし、レイズに対してコールできない。
しかし、相手がベットしてきた場合は、ぎりぎりコールできるだろう。では、リバーを見てみよう。

ターンは、A:チェック→B:ベット→A:コールでした。

haruto

タマよ、リバーでの正しいアクションはわかるか?

タマ

haruto君、簡単すぎて驚きだにゃ!
ここでもチェックコールに決まっているにゃ!

haruto

そうだな。オールインでなければ、その選択で間違いないだろう。
相手は78を持っていたので、Aさんの勝利だ。

タマ

なるほどにゃ!

haruto

仮にフロップでAさんがベットし、Bさんもコールした場合、ターンでベットにコールできなくなる。
ターンでコールできたのは、フロップでポットを膨らませなかったからなのだ。
また、Aさんのベットに対し、Bさんがレイズしてきた場合、Aさんはそれに対してコールできないだろう。

タマ

これが、リスクを最小限にショーダウンまで持ち込む『ポットコントロール』の真髄だにゃ!!!

この記事はPokerSnowie (ポーカースノーウィー)で作成されました。

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【まとめ】
・自分のハンドが強ければ、ポットを大きくする
・自分のハンドがマージナルハンド(中程度の強さのハンド)であれば、ポットを小さくする

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