ポーカーのコンティニュエーションベットとは通称CBと呼ばれています。フロップ以降のアクションにおいて、コンティニュエーションベット(CB)は、非常に重要となっており、CBの使い方次第でインマネ率が大きく向上します。
近年、オンラインポーカーの普及により、日本でもポーカーの人気が高まっていますよね。
この記事では、重要なコンティニュエーションベットについて徹底解説していきます。
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ポーカーのCBとは
ポーカーにおいてCBとは、プリフロップで最後にアグレッシブなプレイをしたプレイヤー(オリジナルレイザー)が、次のラウンドのフロップで、自分に役があってもなくても継続してベットをすることになります。
CBの歴史
2005年以前は、フロップで役がないときはチェックをするプレイヤーが大多数でした。
しかし、2005年にアメリカのプロポーカープレイヤーのダン・ハリントンがCB戦術の本を書き、CBが戦術として一般的になりました。
CBの目的
CBの一番の目的は相手をフォールドさせることになります。ポーカーでは基本的にベットをする＝強いアピールになるため、CBを打つことにより相手をフォールドさせやすくなります。
CBで相手プレイヤーが降りる理由
こちらがCBを打つということは相手プレイヤーは、コールで終えているということです。つまりAAやKK、AKなどのプレミアハンドを持っている可能性はかなり低くなっています。
また、自分がプリフロップでアグレッシブにベットしているため、相手プレイヤーから見て強いカードがハンドにあると見られています。そのような状況で、自分にCBを打たれたらヒットしているまたはドローがある以外は、コールしにくいでしょう。何もない場合、相手からしたら降りるのが合理的と判断しやすいのです。
ちなみにフロップでヒットする確率は1/3程度しかなく、ヘッズアップの状態であれば、2/3の確率でヒットしていないことになり、高確率で相手を下ろすことができます。
ダブルバレル
フロップでCBを打ち、相手プレイヤーにコールされたとします。ターンでも引き続きベットをし続けることをダブルバレルと呼びます。
ダブルバレルもCBと同様に一番の目的は相手をフォールドさせることになります。
連続で打つことで「こっちは強いんだ。」とアピールでき、中途半端なヒットやミドルポケットなどをフォールドさせることができます。
トリプルバレル
上記のダブルバレル同様にリバーでも打ち続けることになります。ダブルバレルにコールされている時点で相手のハンドはある程度の強さがあると思ってもらって大丈夫です。
フォールドさせたい一心で打ったトリプルバレルにコールされたら、大きな金額を負けると思って覚悟を決めて打ちましょう。
トリプルバレルを打つ場合は、相手プレイヤーに自分以上のハンドを持たれており、負けているかも。と思わせるストーリーがないと基本的に成功しないので注意しましょう。
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ポーカーでCBの成功確率をあげるやり方
ボードを活用
プリフロップでオリジナルレイザーの場合、ハンドレンジの中にはAやKが入っていることが多いです。
つまり、フロップに
のように、AやKが落ちた場合、ハンドが
だとしても、CBを打つことでAヒットやKヒットを演じることができ、相手プレイヤーをフォールドさせるチャンスが増えます。
逆に
のようなボードでは、コールした側がスーテッドコネクターなどハンドレンジに含まれています。
そのためCBを打ったとしてもドローやヒットに付いてこられる可能性が高く、降ろせる可能性が低いため、CBを打つ意味がないです。
上記はPokerSnowie (ポーカースノーウィー)で作成しております。
PokerSnowie はテキサスホールデム専用の解析ソフトであす。 AI（人工知能）による、GTO (Game Theory Optimal) の最適な回答を教えてくれるソフトになります。
ポーカーでCBを打つべき割合
自分にポジションがあるか無いかで割合は変わってきます。
・インポジションの場合(ポジションがある場合)→60％-80％が適正値といわれています。
・アウトポジションの場合(ポジションがない場合)→30％-50％が適正値といわれています。
平均すると55-70％ぐらいになるでしょう。
もちろん相手プレイヤーのタイプに合わせる必要はあります。
相手のプレイスタイルを読む
CBの一番の目的は相手をフォールドさせることになるため、降りてくれないと意味がありません。
そのため、ルースパッシブのような少しでも役があればコールしたりするフィッシュ相手にはむやみやたらにCBを打つ必要はないです。
一方で、フロップでヒットする確率は1/3程度しかないため、タイトなプレイヤーにはCBは効果的でしょう。
人数が多い時は注意
参加人数が多いときは、相手をフォールドさせるためのCBは成功確率が下がります。人数が多いということは、その分ヒットしたプレイヤーいる可能性が増えているため、コールされやすい状況になります。
しかし、自分がある程度うまい人だと思われており、尚且つ、参加プレイヤーもうまい人だった場合、リスクを承知の上でCBを打てるほど強いハンド。と思われて降りてくれる可能性も増えます。
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