【2025年版】日本人ポーカープロの賞金ランキング＆注目の実力者たち

かつては遠い夢だった“プロポーカープレイヤー”。今、日本人が世界の大舞台で賞金を稼ぎ、堂々と名を刻んでいます。

本記事では、日本人ポーカー賞金ランキング最新版と注目の実力者を紹介。プロを目指すあなたの“最初の一歩”もガイドします。

日本人のポーカー賞金ランキングTOP10

今回は日本人のポーカー賞金ランキングトップ10を紹介していきます。

順位	NAME	氏名	日本円換算（約）
1	Masashi Oya	大谷 正志	約14億円
2	Tsugunari Toma	當眞 嗣成	約4.9億円
4	Daisuke Ogita	荻田 大輔	約3.7億円
5	Naoya Kihara	木原 直哉	約3.5億円
6	Masato Yokosawa	横澤 真人	約3.2億円
7	Takashi Ogura	小倉 孝	約3.2億円
8	Shimizu Nozomu	清水 望	約3.1億円
9	Jun Obara	小原 順	約3億円
10	Peter Cross	ピーター・クロス	約2.5億円

ランキングはThe HENDON MOBによるデータを参考に作成しました。（2025年4月時点）

日本人プロポーカープレイヤーを紹介

この章では、日本人プロポーカープレイヤ―の中で賞金ランキングトップ10の方々を紹介していきます。

1位 Masashi Oya（大谷 正志／おおや まさし）

生涯獲得賞金
$ 9,214,181（約14億円）

2021年末、ラスベガスの有名トーナメントシリーズ「Venetian DeepStack（New Year’s Extravaganza）」でデビュー戦にしていきなり優勝。約16万ドルを獲得し、ポーカープロとして鮮烈なスタートを切った。その後、世界中のハイローラーイベントに挑み、次々と結果を残していく。

特に圧巻だったのは、2023年末のWSOP Paradiseで開催されたウルトラハイローラー。
ファイナルヘッズアップで強豪Jason Koonを破り、ブレスレットと約4.5億円（$2,940,000）の賞金を手にした。

今や、日本を代表するハイローラープレイヤーとして世界の強豪からも一目置かれる存在だ。

WSOPとは？
「World Series of Poker」の略で、世界中のポーカープレーヤーが集結する世界最大級のポーカー大会。毎年夏にラスベガスで開催され、優勝者には栄誉ある“ブレスレット”が授与されます。

2位 Tsugunari Toma（當眞 嗣成／とうま つぐなり）

生涯獲得賞金
$ 3,284,337（約4.9億円）

ヨーロッパのハイローラーシーンを舞台に、確かな実力で実績を積み上げてきた国際派プレイヤー。2019年のEPTプラハでは、€10,200と€10,300のハイローラーイベントでシリーズ中に続けてタイトルを獲得し、合計で約$650,000の賞金を獲得。

この活躍をきっかけに、当時はNatural8の契約プロとして活動し、日本人プレイヤーとして世界のメディアからも高い評価を受けた。

日本では「つぐ兄」の愛称で親しまれ、スティーブ・オドワイヤーら海外トッププロとの親交もある、国際的な信頼を集める存在だ。

EPTとは？
「European Poker Tour」の略で、ヨーロッパを中心に開催される世界的ポーカーツアー。モナコやバルセロナなど格式ある都市で開かれ、世界中のトッププレイヤーが集結します。

GGPokerとは？
世界最大級のオンラインポーカープラットフォーム。WSOP公式のオンライン大会も開催され、日本からも参加可能です。

当時當眞プロが契約していたNatural8は、世界最大級のオンラインポーカーGGPokerの一部として提供されていたプラットフォーム。WSOP公式サテライトなど積極的に開催している。

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4位 Daisuke Ogita（荻田 大輔／おぎた だいすけ）｜JOE

生涯獲得賞金
$ 2,523,235（約3.7億円）

“JOEさん”の愛称で親しまれる荻田大輔プロは、EPT・WPT・WSOPなど世界規模のトーナメントで数々の実績を残す、日本屈指のトーナメントプレイヤー。特徴は、1,000人規模を超えるようなミッドステークスの大会でも勝ち切る強さ。

2023年のEPTモンテカルロFPSメインでは2,138エントリーの大規模トーナメントを制して約4,800万円を獲得。その後も多彩なフィールドで優勝を重ねている。
WPTメインやWSOPブレスレットにもあと一歩と迫る活躍で、次にどんな記録を生むのか、期待と関心が高まっている。

WPTとは？
「World Poker Tour」は世界中を転戦するポーカーツアーで、WSOPと並ぶメジャートーナメントのひとつ。日本でも大会が開催されています。

FPSとは？
「France Poker Series」の略で、フランスを中心に開催されるPokerStars主催のトーナメントシリーズ。EPTのサイドイベントとして行われることも多く、エントリー数が多い人気大会です。

5位 Naoya Kihara（木原 直哉／きはら なおや）

生涯獲得賞金
$ 2,373,008（約3.5億円）

2012年、木原直哉プロはWSOPで日本人として初めてブレスレットを獲得。それは、日本のポーカー史における一つの“夜明け”だった。以来10年以上にわたり、世界最高峰の舞台で日本人プレイヤーをけん引し続けてきた存在だ。

2022年のWSOP Poker Players Championship（通称PPC）では、Dan Cates“Jungleman”らトッププレイヤーがひしめく中、3位入賞を果たす。日本中のポーカーファンが注目した配信テーブルにおいて、堂々たるプレーで魅せた姿は記憶に新しい。

東大卒の理論派でありながら、実戦でも確実に結果を出す“実力の象徴”。日本ポーカー界のパイオニアにして、今なお進化を続けるトッププレイヤーだ。

6位 Masato Yokosawa（横澤 真人／よこさわ まさと）｜世界のヨコサワ

生涯獲得賞金
$ 2,143,992（約3.2億円）

「世界のヨコサワ」の名で知られ、日本のポーカー界を牽引する存在――それが横澤真人プロだ。

プロ転向を決めた直後の2013年、WPT韓国メインイベントで優勝。名実ともに“日本代表”となる歩みを始めたのが横澤真人プロだ。

かつては「masatotan」のスクリーンネームでPokerStarsのオンラインプレーを配信していた。その後、相棒・ひろきと共に「世界のヨコサワ」チャンネルを2017年に開設。

PokerStarsとは？
世界最大級のオンラインポーカープラットフォームのひとつ。
プロからアマチュアまで幅広いプレイヤーが参加し、EPTなどの予選も開催されています。

今や登録者100万人に迫る大人気チャンネルとなり、ポーカーを日本に広めた立役者の一人でもある。2022年にはGlobal Poker Awardsでポーカーパーソナリティ賞を受賞。自身の発信活動が世界からも認められた瞬間だった。

2023年のWSOPメインでは10,043エントリーを駆け抜け、45位入賞。“ヨコサワが走ってる！”――そんな声がSNSを駆けめぐり、日本中が釘付けになった。

Global Poker Awardsとは？
毎年開催される“ポーカー界のアカデミー賞”。プレイヤーだけでなく、解説者・メディア・配信者なども表彰対象です。

ヨコサワが配信していたPokerStarsの動画は残念ながら現在非公開にされています。彼が当時プレーしていたオンラインポーカーの雰囲気は、今でも体験可能。プレイマネー（金銭的価値が何もないチップ）で遊べるモードも健在です。

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7位 Takashi Ogura（小倉 孝／おぐら たかし）

生涯獲得賞金
$ 2,142,590（約3.2億円）

プロ雀士としても名を馳せる、小倉孝プロ。アジアのハイローラーを舞台に数々の実績を重ねてきたベテランプレイヤーだ。

キャリアの初期からマカオを主戦場に活躍し、Top3の入賞すべてがマカオ。アジア圏での強さが際立つ実力者であり、長年ランキング上位を維持している。

2012年のWSOPメインイベントでは64位に入賞し、当時の日本人記録を更新。“早すぎたトップランカー”として、今なお語られる存在のひとりだ。

オンラインポーカーでも活躍した小倉プロ
実は2020年、小倉プロはKKPOKERの公式プロとして契約していた経歴も。
現在は契約を終了しているが、当時は黎明期のポーカーアプリ普及を支えた立役者の一人だ。
ちなみに現在も鈴木拓也プロなどがKKPOKERのプロとして活動中で、KK派のプレイヤーにも根強い人気がある。

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8位 Nozomu Shimizu（清水 望／しみず のぞむ）｜ラスワン

生涯獲得賞金
$ 2,101,520（約3.1億円）

通称「ラスワン」。赤坂のポーカースポット「GTO Wizard Lounge」のオーナーでありながら、自身のプレイスタイルは“ナチュラルなインスピレーション型”。

「波動砲！」の決め台詞と共に繰り出す勝負強さで、国内外のプレイヤーからも一目置かれる存在だ。

彼の存在を一気に印象づけたのが、2023年のWSOP。ライブWSOP初挑戦でいきなり、堂々の3位入賞。さらにそのわずか4日後にも3位入賞。そしてシリーズ終盤にも3位に入り、1シリーズ中に3度のファイナルテーブル進出（いずれも3位）という前代未聞の快挙を成し遂げた。

清水プロがオーナーを務める「GTO Wizard Lounge」は、GTO Wizard公認のラウンジ。
トッププロが活用するGTOトレーニングツールを、あなたも自宅で体験できる。世界を目指すなら、まずはここから。

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9位 Jun Obara（小原 順／おばら じゅん）｜みさわ

生涯獲得賞金
$ 2,065,246（約3.1億円）

ユーモアあふれるキャラクターで「みさわ」の愛称でも親しまれる小原順プロ。その温かい人柄と実力を兼ね備えたスタイルで、国内外から支持を集めている。

プロプレイヤーとしての活動だけでなく、ポーカー講師としても精力的に活動中。講座の生徒には学生からシニアまで幅広い層が参加しており、プレイヤーとしての実績と、教える力の両方を備えた希少な存在だ。

2022年のEPTプラハでは、メインイベントでファイナルテーブル進出＆4位入賞という快挙を達成。世界屈指のポーカーツアーで堂々と結果を残し、その名をヨーロッパでも強く印象づけた。

小原プロは、2019年に国内最大級のポーカートーナメント「JOPT」メインイベントで優勝。
海外での活躍だけでなく、日本の大舞台でも頂点を経験しているプレイヤーの一人だ。

JOPTとは？
「Japan Open Poker Tour」は国内最大級のポーカートーナメント。全国各地で予選が行われ、メインイベントには数千人が参加します。

10位 Peter Cross（ピーター・クロス）

生涯獲得賞金
$ 1,675,156（約2.5億円）

アメリカ・カリフォルニアを拠点に活躍するプレイヤーで、Hendon Mobではナショナリティが「日本」として登録されている。日本語も堪能で、SNSのプロフィール欄には「ポーカーやってます、大体勝ちます」と日本語で一言添えられている。

ヨコサワプロが出演したBally Live Pokerのキャッシュゲーム配信では、Peter Crossさん自身が公式の日本語実況・解説を担当。海外の番組ながら、流暢な日本語による落ち着いた解説は視聴者からも好評で、海外在住ながら日本語コミュニティとの距離の近さを感じさせる存在だ。

ランキング急上昇中！注目の若手選手たち

世界の舞台で名を上げる若手プレイヤーたちが、日本のランキングにも急浮上中！この勢いのまま、トップ10入りも夢じゃない。今もっとも注目したい3人を紹介します。

Shiina Okamoto（岡本 詩菜／おかもと しいな）

1年越しの約束を果たした、日本初のレディース王者

生涯獲得賞金： $754,595（約1.1億円）
※2025年4月時点で日本人ランキング25位

2023年、WSOPレディースチャンピオンシップで惜しくも準優勝。SNSでは「これは第一章です」と投稿し、悔しさをにじませた。

そして1年後、同じ舞台で「忘れ物を取りにきた」と挑んだ岡本詩菜は、見事に優勝を果たす。勝利の瞬間、会場に詰めかけた日本人レールの歓声が響き渡り、SNSでも「日本ポーカー史に残る快挙」と話題に。複数のメディアがその偉業を大きく報じた。

この勝利は日本人女性として初のWSOPブレスレット獲得であり、2024年に世界で唯一の女性ブレスレット保持者となった歴史的な一勝だった。

「これは第二章です」の言葉通り、彼女の物語はまだ始まったばかりだ。

Nakai Ryuta（なかい りゅうた）｜ナーツゴンニャー中井

JOPTから出走したサラブレッド

生涯獲得賞金： $655,085（約9,000万円）
※2025年4月時点で日本人ランキング30位

登録者100万人超の人気競馬系YouTuber“ナーツゴンニャー中井”として知られるNakai Ryuta氏。

ポーカーを始めてわずか1週間で国内最大級の大会「JOPT」メインイベントに出場し、いきなり準優勝という衝撃のスタートを切った。

その後もAPTなどで着実に経験を重ね、2025年にはついに世界最高峰のハイローラーシリーズ「Triton Poker」に挑戦。韓国・済州島の舞台で3度のインマネを記録し、“異業種からの超新星”として世界中のプレイヤーに存在を知らしめた。

ポーカー歴は浅くとも、その嗅覚と勝負勘は本物。次なる大舞台での爆発に、大きな期待が寄せられている。

Triton Pokerとは？
世界のハイローラーたちが集う、超高額トーナメントシリーズ。参加費200万円〜1,000万円超えも珍しくない、世界最高峰の舞台です。

Shota Nakanishi（中西 翔太／なかにし しょうた）

笑顔で世界を制す、ショートデック王者

生涯獲得賞金： $870,997（約1.3億円）
※2025年4月時点で日本人ランキング20位

2022年のWSOPで、参加費$10,000のショートデックイベントを制して自身初のゴールドブレスレットを獲得。

ファイナルテーブルでは世界のトッププレイヤーたちを相手にチップリーダーとしてリードを守り抜き、Ben Lambとのヘッズアップを制した。日本人サポーターたちが詰めかける中での勝利は、大きな話題を呼んだ。

得意とするのはショートデックだが、ノーリミットホールデムやポットリミットオマハにも対応するハイブリッド型のスタイル。2024年にはWSOPのバウンティイベントでも準優勝し、勢いはさらに加速している。

世界に名を刻んだそのブレスレットは、まだ序章にすぎない。

世界を目指すためにできること

憧れのプレイヤーたちも、誰もがゼロからのスタートでした。いまこの瞬間から、あなたにもできることがあります。

Step1.まずは「考える力」を身につけよう｜GTO Wizardはプロも使う学習ツール

自分のプレー、なんとなく勝った・負けたで終わっていませんか？GTO Wizardは、プロも使うポーカーの学習アプリ。正しいプレー判断を身につけるためのトレーニングが、いつでもどこでも可能です。

あなたのプレーを“感覚”から“確信”へと変えていきましょう！

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Step2.仲間とつながる場所を持とう｜ポーカーラボは完全無料の大規模コミュニティ

そんなとき、頼れる仲間がいると一気に世界が広がります。ポーカーラボでは、初心者から上級者まで誰でも気軽に交流可能。質問・相談・戦略議論なんでもOK！無料で参加できる、日本最大級のポーカーコミュニティです。

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Step3.実戦の場を選ぼう

▶ 家で腕試しする

GGPokerでは、月〜土で1日2回、日本限定の無料フリーロールを開催中！気軽に参加できて、実力試しにもピッタリです。

▶ 大きな大会に出る

国内の主要トーナメントや参加方法も、このサイトで網羅しています。
ぜひチェックして、初参加への一歩を踏み出してみてください！

▶ 店舗にいってみる

近年のポーカーブームで、全国にアミューズメントスポットが続々誕生中！まずはお近くのお店で、トランプを手に取ってみましょう！

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日本人ポーカープレイヤーの快進撃は、まだ始まったばかり

ここまで見てきたように、日本人プレイヤーたちは今、世界の舞台で確かな存在感を放っています。ランキング上位の常連だけでなく、新たな才能も次々と現れ、いまや“世界に挑む”という言葉が特別ではなくなりつつあります。

そしてこの流れは、一部のスターだけのものではありません。

「GTO Wizardで自分のプレーを見直す」
「気軽に遊べる店舗に足を運んでみる」
「無料のオンライントーナメントで腕試ししてみる」

そんな一歩一歩の積み重ねが、未来のトッププロを生み出していくのです。

今この瞬間も、どこかで誰かがチップを積み重ねている。次に名を刻むのは、あなたかもしれません。

これからも世界で活躍していく日本人のプロポーカープレイヤーに注目していきましょう。ポーカーの世界ランキングを見たい方はこちらをご覧ください。

よくある質問｜日本人プレイヤーの実力は？

最後に、日本人ポーカーランキングに関するよくある質問についてお答えします。

日本人のポーカーのレベルは？

賞金額だけ見ると海外に比べて少ない印象かもしれませんが、近年はWSOPで入賞・優勝する選手も続出。実力は確実に世界基準に近づいており、いま最も勢いのある地域のひとつです。

日本のポーカー人口は？

正確な統計はありませんが、少なく見積もって10万人とも言われています。IR構想や国際大会の増加もあり、今後ますます競技人口は増えていくでしょう。