ポーカーのVPIP率とは相手がどれくらいの頻度でゲームに参加してくるのか示してくれるデータのことです。
ポーカーをプレイしていて自分のVPIP率は適正なのか不安な人は、この記事を読むだけでVPIPの適正値、そしてVPIP率に応じた戦略がわかります。
自身のVPIPはレンジ表を勉強していれば気にしなくても適正になっていきます。自身よりも相手のVPIPに目を向け弱点を探しましょう。
この記事の監修者
一ノ瀬公聖
ポーカー歴18年のプロ
獲得賞金総額は1億円を超えており、国内屈指の実力を誇る
【この記事でわかること】
VPIPのデータがとれるポーカーアプリがやりたいという方こちらの記事も必見です↓日本でも多くの人にプレイされているKKポーカーやポーカーチェイスは無料でVPIPが見れるため、ポーカーのスキルアップに役立ちます。
VPIPを見れば相手のゲーム参加率がわかる
VPIPとは、Voluntarily Put Chips In Potの略で、プリフロップでプレイヤーがポットにチップを入れた割合を示します。
例えばVPIP率が30%の人なら…
・30%をレイズやコールをして参加
・残りの70%をフォールド
VPIP率を見れば、相手が弱い手札でも参加してくるのか、強い手札でのみ参加するのかを判断できます。
オンラインポーカーの場合、HUDという今までのプレイデータが見れる機能でVPIPを分析できます。
VPIPが無料で見られるオンラインポーカーのおすすめはKKポーカーです。KKポーカーは他のオンラインポーカーと比較して初心者が特に多く、VPIP率が極端なプレイヤーを見つけやすいのが特徴です。
VPIP率が極端なほど相手の癖を読みやすく、効果的な戦略を立てられます。これからオンラインポーカーを始める方でも、こちらの記事のVPIP率別の分析方法やポーカーの応用戦略を理解して、KKポーカーで大量に稼ぎましょう。
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【参考】KKポーカーの評判についてはこちらの記事を読んでみてください。
VPIP率ごとの戦略の立て方
ここではVPIPの適正値を知れます。適正値を知ることで、自分のプレイスタイルを見直したり、VPIP率の適正値から外れたプレイヤーの傾向を推測し、対策を立てられます。
以下にVPIPの値ごとの対策を解説します。
・VPIPの適正値は20~30%前後
・VPIPが20%以下のタイトなプレイヤー
・VPIPが30%以上のルースなプレイヤー
VPIPの適正値は20~30%前後
参加人数が6人のポーカーでは、VPIP率の適正値は20~30%です。参加人数が9人のように増えるとそれだけ自分より後にプレイできる人が増えるため、6人よりも参加しにくくなります。結果としてVPIPは全体的に低くなります。
適正値から外れてしまうとプレイにわかりやすい癖が出てしまい、相手から対策を立てられてしまうので注意しましょう。
4~5回に1回を目安に参加するのがおすすめ
初心者の方はVPIP率20%を目安にプレイすることで相手に癖を読まれないようにしましょう。上級者の方はブラフも混ぜるため、VPIP率は少し高めの25%程度になるイメージです。
適正にプレイしているプレイヤーを搾取するのは難しいです。こちらが搾取されないように気を付けるべき相手です。言い換えると、勉強していることがそのまま応用できる相手といってもいいでしょう。
VPIPが20%以下のタイトなプレイヤー
VPIP率が20%以下のプレイヤーは、通常より強いカードで参加してくるタイトなプレイヤーだと判断できます。
VPIP率20%以下のプレイヤーに対しての対策は、2つあります。
①オープンレンジを広げる
②コールレンジを狭める
1つ目は、オープンレンジ(自分より先に誰もレイズしていない状況でレイズするレンジ)を広げることです。相手は慎重なプレイヤーなので、自分が強いカードを引いたと思い込ませてフォールドさせましょう。
2つ目は、コールレンジ(自分以外がすでにレイズしている状況で自分がコールするレンジ)を狭めることです。コールレンジを狭めて、相手が自分より強い役を作って自分が負けるのを未然に防ぎましょう。
一度に多くのお金を失うことが怖い初心者は、低いレートでタイトにプレイしています。タイトなプレイヤーに上記の戦略を実践すれば勝ち越しやすいです。
タイトなプレイヤーは降り過ぎているので、どのポジションでの参加率も上げるべきです。彼らがアグレッシブにプレイしてくるときは気を付けましょう。
特に、初心者が多いKKポーカーではVPIP率が適正値20%以下のタイトなプレイヤーを見つけやすいです。無料でVPIP率を見れるKKポーカーで、VPIP率ごとの戦略を踏まえて稼ぎましょう。
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VPIPが30%以上のルースなプレイヤーへの対策
VPIP率が30%以上の人は、通常より弱いカードで参加してくるルースなプレイヤーだと判断できます。
VPIP率が適正値より高いプレイヤーに対しての対策は、3つあります。
①オープンレンジを狭める
②コールレンジを広げる
③3ベットレンジを広げる
1つ目は、オープンレンジ(SB、BB以外で自分より先に誰もレイズしていない状況でレイズするレンジ)を狭めることです。オープンレンジを狭めて、相手が自分より強い役を作って勝つのを防ぎましょう。
2つ目は、コールレンジ(自分以外がすでにレイズしている状況で自分がコールするレンジ)を広げることです。相手の手札は通常より弱いので、コールレンジを広げてポットを総どりしましょう。
3つ目は、3ベットレンジ(レイズに対してリレイズするレンジ)を広げることです。相手が強い手札でレイズしている可能性は低いので、強気に出ればフォールドさせやすいです。
ルースなプレイヤーは適正よりもワイドなレンジでプレイしているため、バリューを取りやすいです。怖がらずにバリューをしっかりとりましょう。
VPIP率が適正値より高いルースなプレイヤーには、上記のようにハンドレンジを変えて対策しましょう。ポーカーのハンドレンジを覚えていない方はこちらの記事を読んでみてください。
VPIP率を分析できるポーカーアプリとは?
VPIPで対戦相手を無料で分析できるアプリは限られています。以下に無料でVPIPを見れるアプリ、見れないアプリを紹介しています。
無料で分析できる | 有料で分析できる |
・KKPOKER(KKポーカー) | ・PokerStars(ポーカースターズ) ・888poker(888ポーカー) |
VPIPが無料で見れるオンラインポーカー
VPIPが見れるオンラインポーカーで1番人気なのがKKポーカーです。KKポーカーの特徴は圧倒的な初心者の多さです。初心者の大半は、たくさんゲームに参加したいからという理由でVPIP率が高かったり、高確率で勝ちたいからという理由でVPIP率が低い極端なプレイヤーが多いです。
こちらの画像のようなVPIP率30%以上の極端な癖を持ったプレイヤーが多いので相手の戦略を読みやすいです。VPIP率別の戦略を理解して他のポーカープレイヤーと圧倒的に差をつけましょう。
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無料でVPIPを見れるKKポーカーの評判はこちらで詳しく解説しています。
VPIPが有料で見れるオンラインポーカー
PokerStars(ポーカースターズ)や888poker(888ポーカー)はアプリ内にVPIPが見れる機能はありません。外部ツールを購入することで自分のVPIPがわかります。
ポーカースターズや888ポーカーを利用しているプレイヤーにおすすめの外部ツールはHM3(ホールデムマネージャー)です。
上の画像は、HM3を使えるポーカーアプリです。多くのポーカーアプリで使えるので、色々なポーカーアプリでプレイしたい方・既に複数のアプリを使っている方におすすめです。
VPIP率について注意すべきこと3選
ポーカーのVPIPは、自分や相手のプレイの傾向を知る上で重要な指標の1つです。しかし、VPIPを気にしすぎてしまうことで陥りがちな意外な落とし穴が3つあるので紹介していきます。
①VPIP分析には少なくとも1万ハンドは必要
②適正値のワナ
③レーキによって適正値が変わる
①VPIP分析には少なくとも1万ハンドは必要
VPIP率はプレイの傾向を推測するための数値なので、少ないプレイ数から算出されたものは信ぴょう性に欠けます。
1万ハンド以上から算出されたVPIP率のみ信用できる情報だと考えたほうがいいでしょう。
オンラインポーカーならどこにいてもできるので必然的にプレイ数をたくさん重ねられ、信用できるVPIP率になりやすいです。無料でVPIP率を確認でき、オンラインでプレイ数を重ねているプレイヤーが多いKKポーカーはVPIP別の戦術を活用したい方におすすめのオンラインポーカーといえます。
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②適正値のワナ
あくまでポットを総どりすることが目的なので、VPIP率を適正値に近づけようと弱いハンドでも考えなしにコールやレイズをしては本末転倒です。
例えば今までタイトにプレイしていた方なら…
VPIP率を適正値に矯正しようとする
→今までより微妙なハンドでも参加する
普段しないプレイをすることで考えることが増えるので正しい選択ができるようになるまで戦績は不安定になるでしょう。しかし、考えてプレイすることで長期的にプレイの質は上がり、勝率が上がります。くじけずにプレイし続けることが、上達の近道です。
③レーキによってVPIP率の適正値が変わる
レーキ(運営側に支払う手数料)によってVPIP率の適正値は変わります。どのオンラインポーカーも大体5%前後ですが、たまに10%くらいのレーキがかけられていることもあります。10%はかなり高いため、どのプレイヤーも通常よりも参加率を抑え、VPIPが低くなる傾向にあります。
KKポーカーはどのレートでも一律5%のレーキなので、いきなりVPIPが変わるということがありません。そのため、VPIP率が一定だとVPIP率別の戦略を実践しやすくおすすめです。乗り遅れないように今すぐ登録しましょう。
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VPIP率で相手のプレイスタイルを分析しよう
VPIP率はプレイヤーがどれくらいの頻度でゲームに参加するのかを示す便利な指標で、VPIP率の適正値は20~30%前後です。
VPIP率の適正値がわかれば、相手プレイヤーのプレイスタイルを分析でき、VPIP率に応じた戦略が打てます。
・VPIP率が高いプレイヤーには強いカードを引いたタイミングで一気に攻める
・VPIP率が低いプレイヤーには積極的にブラフを仕掛ける
VPIP率を分析してゲームに活かすのにオンラインポーカーを使ってみましょう。KKポーカーは無料でVPIPが見れるので誰でも分析できるし、VPIPが極端な初心者が多いので稼ぎやすいです。
本記事で学んだ事を活かせば初心者の方でも簡単にスキルアップして勝てるようになりますよ。
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VPIPに関する気になる質問4選
- VPIP率の平均はどれくらいですか
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VPIP率の平均は20~30%前後です。VPIPが適正値より高いプレイヤーをルースなプレイヤー、低いプレイヤーをタイトなプレイヤーと呼びます。
VPIP率別のプレイヤーに対する戦略についてはこちらで解説しています。
- ポーカーのVPIPとは何ですか
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VPIPとはポットにチップを入れた割合のことを指します。VPIP率を見るとプレイの傾向をつかめるので、適切な戦略をとれて勝ちやすいです。
VPIPの特徴・無料でVPIPが見れるポーカーアプリについてはこちらで解説しています。
- 相手のVPIPが高いときどう対応するのが正解ですか
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VPIPが高い場合、通常よりも広めのハンドで参加してくるルースな相手なのでコールレンジを広げたりするのが効果的です。
他にもVPIP率別の効果的な対策を知りたい方はこちらをご覧ください。
- 相手のVPIPが低いときどう対応するのが正解ですか
-
VPIPが低い場合、強いハンドで勝負してくるタイトなプレイヤーなのでコールレンジを狭めてフォールドするのが効果的です。
他にもVPIP率別の効果的な対策についてはこちらを読んでみてください。